失速

パラダイスじゃないぞ

思い出のプレイリスト

孤島の鬼を観たので感想を書こうと思いましたが、頭と心の整理がつかないので一旦やめました。上手くまとまらない。すごい話だったんだけどなあ。本を読んだらまた挑戦しようかな。
どうでもいい話ですけど、もし今度また、クロードと一緒に を上演するような機会があれば、イーヴは佐藤永典くんにやってほしいです。


クロードと一緒に の事を考えていたら、ちょうどその時聴いていた曲のことを思い出しました。

pilica

pilica

平日昼間の千秋楽。劇場から外に出た途端、春にしては鋭い、刺すような太陽に当てられて目眩がしたことを覚えています。
四六時中イヤホンを耳に突っ込んでいるような人間なので、思い出に引っ張られてそういえば、と聴きたくなる曲や、曲に引っ張られてその時の感情が思い出されることも多々あります。音楽って記憶と強く結びついてるんだなあと改めて感じました。考えていたら止まらなくなったので完全な備忘録として思い入れのある曲たちまとめをしてみました。推しプレイリストもやりたいなあ。



君はダイヤモンドの輝き

君はダイヤモンドの輝き

万人に愛される推しくんだけど、わたしが愛しているのはわたしの中にいる想像上の推しくんなのでは…という葛藤に塗れていたときによく聴いていました。現実との乖離というか、本当の中身はたぶん違うんだろうな、と感じながらもスキ!という気持ちを拗らせていたので、いま考えると、ものすごい疲れていたんだなあと思います。病みすぎ。


海岸通り

海岸通り

初めて推しくんを観た舞台の帰り道で聴いていました。衝撃、すきだ、という気持ちを掬い上げたときのときめきを思い出します。まさしく春が舞う。どうしてこの舞台のチケットを取ったのか本当にわからないのですが、今となってはあの日のわたし、正解だよ!と言いたい。新国立劇場、小劇場は初台駅を使ってもちょっとだけ外を歩かなければいけなくって。土砂降りの夜、履いていたぺらぺらのムートンブーツに浸み込んだ雫の冷たさをよく覚えています。


호르몬 전쟁 War of Hormone

호르몬 전쟁 War of Hormone

これは、推しくんの初主演舞台に向かう途中に聴いていた記憶。水道橋駅を降りたところにあるマックで、耳に入ってくる周りの同担たちの話。お洋服の系統が違うグループは、大抵趣味で繋がっているって、昔何かで読んだなあ、と思いながら、こっそり聞いていました。もし推しくんの炎上話が出たらどうしよう、嫌だな、なんて。中の人が何をしようが勝手だけど、表の推しくんの迷惑になるような事だけはやめてくれと思っていて、確かに呆れてはいたけれど、この時期推しくんに投げつけられていた暴言になぜかわたしが傷付けられたような気持ちになっていました。興味は無いけど、証拠を見せつけられると嫌な気持ちになって、でも怒り狂う気持ちにはなれない、はずなのに釈然としない。こころが戦場。曲の内容は、僕ももう18歳だし、大抵のことは知っている!きみの顔、身体、腰つき!女の子は最高のプレゼント!いつだって最高だ!という思春期爆アゲ男子のテンション。本当に沈んでいたので、無理にでも気持ちを上げたくて聴いていたのかも。


大停電の夜に

大停電の夜に

なんだ、推しかっこいいじゃん。すごいじゃん。ちゃんと、上手くなってるじゃん。まだまだいけるよ。いけるよね?わたしも一緒に行きたい。連れていってくれ。これからも追いかけさせてほしい。頑張ってね。応援しているよ。
と、ポエム打ちたくなるような心境で初主演舞台の観劇を終え、なんだか瑣末なことで考え込んでいたんだなあ、と目の前がいきなり明るくなったように感じていた、ときの曲。シャッフル機能がとても空気を読んでくれました。だからすごく印象に残っている。
わたしと推しくんと、ましてや中の人なんて別世界の住人なんだから、わたしが中身を勝手に邪推して苦しむ必要なんか無いしそれこそ馬鹿みたいで。推しくんから与えられるものだけをただ受け取ればいいのだよ、わたし。悩むことなんかないじゃん、みたいな。一周回って推しくん最高!みたいな気持ちにもなりました。躁鬱がすごい。
総武線のホームで何個か電車を見送りながらぼんやりと、でも繰り返して聴いていました。感慨深い。今聴いてもちょっと泣ける。泣ける曲じゃないけど。
たのしかった。さすがだな、わたしの推し。と思った。やっぱり現場が一番だな、と改めて思わせてくれた曲でもあります。


9

9

So Easy

So Easy

これは去年の夏、だいすきな舞台に行くときのBGMでした。笑えて泣けて元気が貰えて、心の中があたたかい気持ちでいっぱいになる、シリーズとしてずっと続いてほしい本当にだいすきな舞台です。そのうえ、佐藤永典くんが出演するというので喜び勇んでチケットをたくさん取りました。
原宿駅から劇場に向かう時は歩道橋を、渋谷駅から向かう時は坂道を登らなければいけない、夏はつらいなあ、暑いなあ、そういえば昨日もここに来たし、夕方にもまたここに座る。明日もまたこの坂道を登って、汗だくのわたしは一体何をしているんだろう?と自問もしたけれど、劇場に着いてしまえば何かもを一気に忘れて、ただしあわせの渦に浸っていられる。たのしいことが待っている。最高の夏。だいすきなものを目掛けて一心不乱に走り抜けた夏。良い思い出です。


噂だけの世紀末

噂だけの世紀末

推しくんと目があったかも?!という錯覚に陥ったとき頭の中でこの曲が流れる。いとうせいこうの原曲のほう。


コインランドリー

コインランドリー

推しくんのことを追いかけよう!と決心した舞台の後、少しの間でしたがお仕事の情報が出ない時期がありました。普通の大学生に戻ってしまうのでは?!という不安でいっぱいだった記憶があります。それまですきになった俳優さんたちは、お仕事が詰まりすぎていて情報を追うのが大変、という印象だったので、白紙の期間をどう過ごせばいいのか、そもそもデビューしたての子はどの程度のスパンで仕事が入るのか、まったくわからない!どうしよう!と友人に喚いた思い出です。その時期ちょうど聴いていたバンドの曲。退屈は遊びさ、コインランドリー行こう。


Over the sweat and tears(舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The Second Order より)

Over the sweat and tears(舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The Second Order より)

  • 小野田坂道役:村井良大, 田所 迅役:大山真志, 今泉俊輔役:太田基裕, 鳴子章吉役:鳥越裕貴, 金城真護役:郷本直也, 福富寿一役:滝川英治, 荒北靖友役:鈴木拡樹, 東堂尽八役:北村 諒, 新開隼人役:宮﨑秋人, 泉田塔一郎役:河原田巧也, 真波山岳役:植田圭輔, 石垣光太郎役:染谷俊之, 水田信行役:桝井賢斗 & 巻島裕介役:廣瀬智紀
  • サウンドトラック
  • ¥250
敦盛2011

敦盛2011

  • 信長と蘭丸
  • J-Pop
  • ¥200

2.5次元舞台への入り口は弱虫ペダルでした。村井良大くんの坂道くんと、鈴木拡樹くんの荒北さん。ここから始まって、たくさんの2.5次元舞台を観てきたけれど、やはり、ペダステで感じた、だいすきなキャラが目の前で、息をしている!というあの妙な高揚感と衝撃はいつまでたっても忘れられません。
その後は例に漏れず戦国鍋へ。のぶらんがすきでした。戦国鍋ライブのDVDを初めて見たときは、こんなにたくさんの人たちの名前なんて覚えられないと思っていましたが、いまはもうすらすら出てくるので慣れって怖い。そこからるひまに向かって、年末明治座に通うようになります。明治座のアイスがだいすき。


Walcott

Walcott

滝口幸広くんがすきでした。いまもすきですけど、推しという言葉には当てはまらないなあと思う。なんだろうな?淡いあこがれ、みたいなもの。応援したいという気持ちよりも、顔が見たいとか話しているところが見たい、とか。しょぼくれた気持ちになったときは、滝口くんと、あとさとちゃんが出ているハッピーレシピを見ています。わたしにとって特効薬のような組み合わせだなあ。元気がほしいときとか健康な気持ちになりたいときに滝口くんを見たくなって、顔を見るとほっとする………え、恋では?今気付きました。それって恋じゃん。恋だわ。
それとわたしにはいろんなジャンルの推しくんたちがいるのですが、みんな滝口くんに少しずつ似ている、らしい。自分ではわからないのですがそう言われます。恋だな。初恋を引きずる女。でも確かにわたしの中で顔面の頂点にいるのは滝口くんなのでそこは寄るよね、とも思う。ゲストで滝口くんが出る、と聞いて舞台の内容もメインで出る俳優さんたちも、出番の量もまったくわからないけど勢いでチケットを取って、劇場に向かいました。その途中のディスクユニオンで買ったCD。ジャケ買い


キミアトラクション/Hey!Say!JUMP
君がナンバーワン!と高らかに屈託無く歌う美しい男の子たち。アイドルとしてとても健やかで瑞々しくて、だいすきです。わたしも、やっぱり推しくんが、ナンバーワン!と叫びたい。




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こうやって並べてみると、なんだかあんまり新譜を聴いていないような気がして我ながら謎です。