失速

パラダイスじゃないぞ

推しくんおめでとうの話

ハア〜〜〜〜〜〜!やっぱり推しくんが最高で最上では?!なにからなにまで大正解を叩きつけてくる!
あ、この間観た舞台の感想です。
た、正しい〜!!!と叫びました。心の中で。
以下新しく大きなお仕事も決まり喜びにあふれたオタクのポエム。うれしさを残しておきたいので…。



いちばんすごいなあ!と思ったのはダンスなんですけど、4月にみたときは声の出し方に驚いたんですよね。もともと良い声でしたけど重さが乗って腹に響くようになったというか。発生練習ちゃんとやり始めたんだなあと素人でもはっきりわかるような変化の仕方をしていて。
本人も声や歌に重きを置いているようなので、最初に力を入れるのはやっぱりそこだよな、と。でもその驚きが強かったのかダンスは相変わらず乱暴だなあと思っていたんです。いつも靴が滑りそうというか、踏ん張れていないようにみえて。手に物持ってるし歌わないといけないし、そのうえダンスとなると…やることぜんぶに神経を使うことって難しいよね…1個ずつやってこ!と思っていたんですけど、今回は、エーッ!すごくない?!とかぶり付いて見てしまいました。何度も言いますけど心でね。心の中で。
今回はいままでと全く違って、手足の先まで意識が付いていっていて止まるところは止まる、流すところは流す!バリバリのメリハリ!みたいな。ダンスは緩急が大事だって誰かが言ってたんですけど誰か忘れてしまったので説得力がないのですが、でも止まる、止めるって技術だと思うんですよね。ちゃんと練習というかレッスンしてるんだ…と妙に感心してしまいました。
手足が長いとどうしても持て余し気味になると思うんですけど、体幹がしっかりしたのかな?フラフラしなくなったし、その放り投げた腕どうすんの?みたいな行方を心配する事もなくなってて!腕、ちゃんと戻ってきてる!足、ドタバタしてない!なめらか!猫背が直ってる!みたいな。超興奮しました。
加えて演技が普通に上手くなっていてびっくり。別に昔からへたっぴな訳ではなかったけど、良くも悪くも大味というか、こうだから、こう!引き出し1つです!みたいな…。そういうバッサリした役が多かったとも思いますが。だけどちょっとずつ揺れる感情の機微みたいなものが感じられるようになってきていて。掬い方が上手くなったと言ったほうがいいのかな。いや〜〜!すっっっげ〜〜!!!!すごいよ推しくん!!!!!!!!この短期間でこうならこれから先いったいどうなっちゃうの?!
やだも〜〜〜!!やじゃない!たのしい!最高!

そして、秋冬春まで迫る大きなお仕事ですよ。
ほんとうにうれしい。わたし自身が2.5やいわゆる若手俳優括りの舞台に少し飽きているっていうのもあって、まあわたしの都合なので推しくんには一切関係無い話ですが、でもここで一段、二段、三段跳びくらいのハードルが上がる仕事を取ってくるって、なんだかとっても運命を感じてしまいました。やる事なす事すべて自分の話にしたがるオタクなので多少の勘違いは大目に見てほしい。
帝劇だってすぐそこじゃん!とか言っちゃう。でもほんとうにすぐそこだと思うんだよな。追い付け追い越せ矢田センパイ!て感じなんですけど。わたしの中で矢田くんてわかりやすい一番星なのです。矢田くんマジですごいですよね。アルジャーノンに花束をがとても素晴らしくて震えたし、王家の紋章も、矢田くんが演じたからこそのルカの人気なんだろうなと思いました。度胸のかたまり。
話は逸れますがわたしがいままで観た中で一番楽しかった舞台はなんですか?と聞かれたら、食い気味でダンスオブヴァンパイアです!と答えるくらいダンスオブヴァンパイアが大好きなんですけど、推しくんにはぜひアルフレートを演じてほしい。おばかで間抜けだけど一途でかわいらしいアルフレート。絶対に似合うと思う。

それはさておき、とにかく躍進がすごい。マンネリにならずちょっとずつハードルが高くなっていく仕事が舞い込んでいるなんて追いかけていてめちゃくちゃ楽しいじゃないですか。

推しくんといえば、晴天、五月の碧い風、伸びやかな新緑、はじまりの鐘、視界が開けて色付く感覚って感じなんですよ。何言ってるのかわからないと思うんですけど、わたしの中ではイメージとしての希望の象徴みたいな。
推しくんがやること全部肯定されてほしいよ、わたしは。肯定はイコール成功じゃないですか。関わる人たちすべてと、取り巻く環境すべてからの肯定。失敗も努力も肯定してくれ。須らく正しいぞ!という真っ当さで推しくんの背中を押してほしい。

これからもきっとずっと楽しいんだろうなという確信みたいなものをくれて、どうもありがとうと思う。わたしは推しくんの全部を応援したいと思っているんだよ。だからこれからももっといろんな顔を見せてほしい!とにかく、大きなお仕事おめでとう!